自律神経失調症

自律神経失調症が引き起こす症状【解消・改善法3選】

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自律神経失調症が引き起こす症状【解消・改善法3選】

 

体が重くて、気分の晴れない日が続いていませんか?

病気でもないのに熱っぽかったり、いつも胃の調子が悪かったり。

それ、もしかしたら自律神経失調症かもしれません。

自律神経失調症の症状はとても沢山あるので、気付かれにくい病気と言われているんです。

また、一つの症状だけではなく、同時にいくつもの症状があらわれたり、次々と変わっていったりもします。

ここでは、自律神経失調症が引き起こす症状や解消・改善法についてご紹介していきます。

 

自律神経失調症が引き起こす症状とは?

自律神経失調症が引き起こす症状【解消・改善法3選】

自律神経は全身をコントロールしているため、それが乱れると、様々な症状が出てきます。

具体的には、以下のようなものがあります。

  • 微熱が続く
  • 喉のつまり
  • 息切れ
  • 心臓がどきどきする
  • 光をまぶしく感じる
  • 食欲不振
  • 下痢と便秘が続く
  • 不眠症
  • 顎関節症
  • 生理不順
  • 手足のしびれ
  • 慢性的な肩こりや腰痛
  • 風邪をひいていないのにずっと咳が出る
  • 疲れているのに眠れない

これらの項目に多く該当する症状が出ている方は、自律神経失調を疑ってみてください。

では、なぜこのような多岐にわたる症状が出るのでしょうか?

それは、自律神経失調症の原因に深く関わっています。

 

自律神経失調症の原因

自律神経失調症が引き起こす症状【解消・改善法3選】

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自律神経失調症の主な原因はストレスです。

自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の二つに分けることができます。

交感神経は、体を活発に動かすときに優位になる神経です。「戦闘モード」と表現すると分かりやすいかもしれません。

副交感神経は、体を休めるときに優位になる神経です。「休憩モード」ですね。

自律神経失調症は、この二つの神経がうまく切り替わらないことによって起こります。

 

発症までのメカニズム

たとえば、職場でずっと厳しい上司に見張られている状況を想像してみてください。

ミスの許されない状況ですよね。

あなたは、一日中神経をとがらせて仕事をしなければなりません。

当然、「戦闘モード」である交感神経のスイッチがオンになっています。

こうした状態が続くと、「戦闘モード」をなかなかオフにできなくなります

職場を出たのに気が抜けない。まだ見張られているような気がする・・・。

交感神経優位の状態です。

 

自律神経失調症が引き起こす症状【解消・改善法3選】

ずーっと戦闘モードが続いているわけですから、体の筋肉が「きゅっ」と縮まった状態が続きます。

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すると、慢性的な肩こりや腰痛の症状があらわれてきます。

肩や腰の筋肉が収縮した状態が続くと、それらの筋肉に囲まれている肺や胃の働きも悪くなります。

これが、息苦しさや食欲不振につながっていきます。

また、筋肉がリラックスしていないと、血流が悪くなりますので、体は冷え続けるようになり、手足にしびれが出るようになります。

こういう状態でベッドに入っても、ぐっすり眠れるわけがないですよね。

そういうわけで、不眠症に悩まされるようになるのです。

なんとも恐ろしい、負の連鎖反応ですよね・・・。

では、こんな負の連鎖を断ち切るためにはどうしたらいいのでしょうか?

ここからは、自律神経失調症の解消・改善法についてご紹介します。

 

自律神経失調症の解消・改善法3選

自律神経失調症が引き起こす症状【解消・改善法3選】

改善のためには、以下の3つのアプローチがあります。

  • 薬の処方
  • ストレスの緩和
  • 生活習慣の改善

では、これらの内容を具体的に見ていきましょう!

 

1.薬の処方

自律神経失調症が引き起こす症状【解消・改善法3選】

まずは王道の、お薬を使った治療から。

自律神経失調症に効く薬は、下記のようなものがあります。

  • 自律神経失調製剤
  • 抗不安剤
  • ビタミン剤
  • ホルモン剤
  • 漢方薬

患者さんの一部には、ストレスがあまり関係ない、体質的に乱れやすいタイプの方がいます。

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そうした方には、自律神経調整剤が処方されます。

また、もともとストレスに弱いタイプの方もいます。

そういった方にはまず、精神を安定させてから自律神経失調症の改善を目指すことが多く、抗不安剤が処方されることがあります。

他にも、不眠症に作用する漢方薬「抑肝散(よくかんさん)」や、緊張を和らげ肩こりを改善する「芍薬(しゃくやく)」などが自律神経失調症に有効です。

では、体質的なものでも、もともとストレスに弱いわけでもないのに、自律神経失調症になってしまった場合は?

たとえば睡眠リズムの乱れだったり、職場の環境が影響していたり。

そういった方々には、ここからご紹介する二つの方法がお勧めです。

 

2.ストレスの緩和

自律神経失調症が引き起こす症状【解消・改善法3選】

カウンセリングやマッサージなど、癒しから改善を目指す方法です。

これは心身ともに、まずはリラックスしようという考え方からのアプローチですね。

ストレスが原因だというと、真面目な方ほど、根本的な原因から解決するのが正しいのだと考えてしまう傾向にあります。

それは真理ではあるのですが、皮肉にもそのまっすぐさが症状の改善を遠ざけてしまうことがあります。

たとえば、先にあげた職場の例で考えてみましょう。

「あの上司は仕事だから厳しくするのだ。それで調子を崩すなんて、自分は甘えているに違いない」

「今の職場は自分に合っていないのではないか?でも、いまのところを辞めて自分を雇ってくれるところがあるだろうか・・・?」

こんなことを考え始めたとします。

症状が出ている状態でこうした問答を始めるのは、出口のない迷路に進んで侵入するようなものです。

真面目な方の場合、とにかくすぐに結論を出してしまおうとするのです。

でも、調子が崩れている時に正しい判断などできないので、ただ混乱が深まります。

ますます考えるようになります。結果的に心がとらわれてしまった状態に陥るのです。

自律神経失調症が引き起こす症状【解消・改善法3選】

カウンセリングもマッサージも「まずは、即時判断をやめて休む」ことを大事にしています。

もちろん、どちらも本人の協力をなくしては成り立たない療法ですが、「根本原因を取り除く」のではなく、「自分が楽になる」ことを目指してください。

 

3.生活習慣の改善

自律神経失調症が引き起こす症状【解消・改善法3選】

最後にご紹介するのは、ライフスタイルの見直しです。

カウンセリングやマッサージでストレスが落ち着いたら、今度は、なぜストレスが生じてしまったのか、それが蓄積してしまったのかを、一度整理しましょう。

あくまでも、リラックスした状態で考えてください。

それが出来ないようなら、まだこの段階ではありません。2でご紹介したストレスの緩和に、今は専念してください。

さて、原因が思い当たりますか?

たとえば職場の環境を変える必要があるのかもしれません。

あるいは、そこまでいかずとも、リフレッシュの習慣を積極的に取り入れる必要があるかもしれません。

たとえば、ストレッチをしてみるのもいいですよ。

仕事から帰り、お風呂に入って体を温めた後、強張った筋肉をゆっくりと伸ばしてあげるのです。

昼のあいだずーっと戦闘モードだった体はそこで「あ、もう休んでいいんだな」と気が付きます。

すると副交感神経優位の、休息モードに移行しやすくなります。

自律神経失調症が引き起こす症状【解消・改善法3選】

また、野菜や果物を積極的に摂ることも重要です。ビタミンB群やビタミンCは、神経系と副腎に作用し、ストレスの生じにくい体を作ります。

それから、毎日の生活にアロマや音楽といった五感を刺激する習慣を取り入れること。

お風呂に入るときに、ラベンダーの精油を一滴落とし、好きな音楽を流してみるのはどうでしょう?

音楽はアップテンポよりも、ミドルテンポ以下のほうがいいです。速すぎるとかえって交感神経が刺激されてしまいますから。

ゆったりとしたリズムを体に取り入れ、「もう急がなくていいんだ」ということを心と体に教えてあげてください。

 

まとめ

ここまで、自律神経失調症が引き起こす症状や解消・改善法について見てきました。

症状に当てはまることがあった方は、ぜひ参考にしてみてください。

また、自己診断に頼らず、不調が長引くようでしたら一度病院に行ってみることも大切です。

専門家の意見も、ライフスタイルでの工夫も上手に取り入れて、ストレスに負けない体を作っていきましょう!


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