自律神経失調症

自律神経失調症の原因は心だけじゃない?体からできる3つの対策

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自律神経失調症の原因は心だけじゃない?体からできる3つの対策

精神的に不安定な状態になったり、不眠に陥ったりすることもある自律神経失調症。

心療内科や神経内科で診察を受けられるため、精神疾患のようなイメージを抱いている方も多いですよね。

確かに、自律神経失調症は主な原因がストレスと言われています。

しかし、自律神経失調症は体の病気でもあるんです

ここでは、自律神経失調症の、体からできる3つの対策ついてご紹介していきます。

 

自律神経失調症の原因はストレス?

自律神経失調症の原因は心だけじゃない?体からできる3つの対策

自律神経には、交感神経と副交感神経という二種類があります。

自律神経失調症は、この二つがうまく切り替わらないことによって起こります。

主な状態としては、交感神経が活発になりすぎるというものです。

交感神経は本来日中に活発になる神経で、私たちの体を興奮状態にし、やる気を起こさせます

精力的に仕事をこなしたり、スポーツやゲームで敵を攻撃したりするときにも、交感神経が優位な状態になります。

交感神経は私たちの心と体を「闘争モード」にする神経なのです。

しかし、ストレスが多い環境に晒され続けると、この「闘争モード」から抜け出すことができなくなります

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一日中興奮状態が続くため、体は満足に急速を取ることができなくなり、疲労が蓄積していきます。

そうして、体や心の様々な場所に不調が生じ始めます。

自律神経失調症の原因は心だけじゃない?体からできる3つの対策

こうしたことから、自律神経失調症は心の病だと思われることが多くあります。

しかし、精神的なストレス以外でも、自律神経失調症になることがあります。

たとえば、昼夜逆転の生活を続けていると、自律神経が狂います。

暗い時間に活動したり、太陽を見る機会がなくなったりするため、交感神経が混乱し、乱れ始めるためです。

そうして、交感神経が活発になりすぎるとストレス耐性がなくなり、結果ストレスを溜めることになります。

これは、自律神経失調症になったからストレスが溜まり、そのストレスでさらに症状が悪化するという一例です。

一見、原因がストレスであるように感じがちなのですが、この場合は睡眠リズムを調整することが症状の改善につながります

自律神経失調症の原因は心だけじゃない?体からできる3つの対策

また、肩こりや冷えといった肉体面でのストレスや緊張も自律神経失調症の原因になります。

こうして見ていくと、心の問題なのか体の問題なのかということは、切り離して考えることが出来ないぐらい、複合的に絡まり合っています。

自律神経失調症の症状が多岐にわたるように、一口にストレスと言っても、一次的な原因は様々なのです。

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心の問題だとばかり捉え、精神的なストレスの原因を解消しようとばかり考えたり、自分の心が弱いのではないかと悩んだりしすぎる必要は全くありません。

「精神を規定するのは肉体である」と、かのニーチェも言っていたように、体の状態を変えることで心もちが変わるというのは特異なことではありません。

自律神経失調症は、心の病であるばかりではなく、体の病でもあるのです。

では、ここからは体からのアプローチで自律神経失調症を改善していく3つの方法をご紹介していきます。

 

自律神経失調症の対策【体編】

自律神経失調症の原因は心だけじゃない?体からできる3つの対策

ストレレス耐性という言葉があります。

「あの人はストレス耐性がある」とか「ない」とか言うのを聞いたことがある方も多いかと思います。

これらはまるで生まれつきの心の性質であるかのように語られますが、多くは体質を変えることでコントロールする

ことができます

 

1.副腎を鍛える

自律神経失調症の原因は心だけじゃない?体からできる3つの対策

ストレス耐性が強いということは、抗ストレス物資が豊富に生成できる肉体であるということです。

抗ストレス物質は副腎で作られます

つまり、副腎が元気であれば、ストレスを溜めることがなく、自律神経失調症に陥ってしまう可能性が低くなるのです。

副腎を回復させる栄養素は主に以下の三つです。

  1. ビタミンC
  2. ビタミンB群
  3. マグネシウム

これらの栄養素を意識的に摂ることで、体質を変え、ストレスに強い心を作ることができます。

 

2.腸内環境を整える

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腸は「第二の脳」とも呼ばれています。

ストレスを受けるとお腹を下す「過敏性腸炎」は自律神経失調症に伴ってあらわれる症状の一つです。

この因果関係は、逆転することもあります。

腸内の細菌バランスが整っていると、精神的に安定するというデータがあるのです。

ヨーグルトを毎日食べたり、野菜中心の食生活を送って善玉菌を増やしましょう。

炭水化物や油分を過剰摂取しないことも重要です。

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また、眠る直前に大量の食事を摂取すると睡眠の質を低下させます

消化は睡眠中に行われますが、油分の多い食事などは消化に時間が掛かるため、その分体力の回復に使えるエネルギーが削られることになります。

できれば睡眠の二時間前には食事を完了させ、消化があらかた終わった段階でベッドに入るようにしましょう。

慢性的に腸の調子が悪い方は、「ビオフェルミン」などの薬を利用して腸内環境を整えることも有効です。

いつお腹の調子が悪くなるか分からないというストレスから解放されるという意味でも、腸から体質を変えて、心を強くすることができます。

 

3.皮膚を整える

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皮膚からのアプローチも効果的です。

腸が「第二の脳」と呼ばれるのになぞらえて、皮膚は「第三の脳」とも呼ばれるほど、私たちの心のありように大きな影響を与える器官です。

皮膚の研究者である傳田光洋氏は著書『驚きの皮膚』の中で、固いものに触れている時と柔らかいものに触れているときとで、思考の内容に明確な違いがあらわれることを明らかにしています。

皮膚を湿気や乾燥から守り、清潔に保つだけで、心のありようは驚くほど変わってきます。

また、食生活の乱れが端的に表れるのも皮膚です。

これは、体内の毒素が毛穴を通じて排出されることを意味しています。

過剰な糖分や油分を摂取することで皮膚表面に湿疹が出来たり、炎症を起こしたりします。

皮膚の状態が良いということは、食生活が安定していることも意味しています。

自律神経失調症の原因は心だけじゃない?体からできる3つの対策

先にご紹介した著書の中では、アトピー性皮膚炎の患者にうつ状態の人が多い理由は、皮膚そのものからストレス物質が放出されているためである可能性が示されています。

そのぐらい、皮膚の状態というのは私たちの気分を左右しているのです。

さらに、自律神経は温度の変化によってゆさぶられる性質があります。

体内の温度を一定に保つためには、皮膚のバリアー機能がうまく働いている必要があります。

皮膚表面が乾燥していると、保温機能は低下します。

結果、体温調整に失敗し、自律神経が乱れることとなります。

ストレスに強い心を作るために、皮膚を良好な状態で維持することが有効です。

自律神経失調症の原因は心だけじゃない?体からできる3つの対策

乾燥肌の方は刺激の少ないクリームやオイルで保湿を行い、油性肌の方は皮膚表面の代謝が活発になるよう、毛穴の洗浄をこまめに行う等の対策をして下さい。

保湿には、ドラッグストアーで手に入る安価なベビーオイルでも十分に効果を発揮します

また、皮膚が油分過多の場合は、野菜や果物を摂取することで皮膚表面を弱酸性に保つことを意識しましょう。

物理的にも、かゆみや乾燥のない状態でベッドに入れば、眠っているうちに皮膚を掻いたりする必要がなくなり、睡眠の質が上がります。

 

まとめ

自律神経失調症の原因は心だけじゃない?体からできる3つの対策

ここまで、自律神経失調症の、体からできる3つの対策についてご紹介してきました。

心の病だと限定せずに、シンプルな習慣で体質を変えていくことで、症状が改善に向かうことがあります。

できることから試して、ストレスに負けない心と体を手に入れて下さい。


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